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孤独死に向き合う

決して老人だけではない孤独死

住人の孤独死の確率と年代

*もはや、それほど珍しいことでなくなりつつある孤独死
たった一人で息を引き取り、死後に時間が経過してから発見される「孤独死」。
マンションなどに単身で暮らす人の4割が、そのような死を身近な問題と感じているというアンケート結果があります。

実際、孤独死は年々増加しており、65歳以上の老人に限ってみると、死後4日以上経過してから発見されるケースは年間1万5千人を超えています。
さらに、死後2日以上に拡大してみると、年間2万7千人近くにのぼると推計されています。
孤独死はいまや、1時間に3人という驚くべき割合で起きているのです。

*老人だけの問題ではない孤独死
孤独死は、単身で暮らす老人だけの問題ではありません。

失業や離婚などによって孤立する人、退職後に他人とのつきあいが極端に減ってしまう人、近所づきあいがほとんど無く、例えばマンションの隣室の住人同士であっても、ほとんど顔を合わせることもなく、家族構成さえ知らないという状況など、孤独死につながるリスクは年齢に関係なく増加しています。
賃貸住宅経営者にとって、住人の孤独死はその後の物件価値などを考えるとなるべく避けられたいものです。

2012年東京都福祉保険局調べによる、東京都23区における孤独死の発生件数をみると、30代男女が150件ほど、20代男女が100件弱となっています。
また、働き盛りの40代・50代であっても、体を酷使して突然の孤独死となることも珍しくありません。

*初老の単身「男性」の孤独死問題も深刻
孤独死は、2対1の割合で男性に多く、発見に至るまでにかかる日数も、女性より男性のほうが圧倒的に長くなっています。
定年退職が近づいてくる50~60代男性で、特にそうした傾向が顕著です。
そもそも単身で暮らす男性は、ほとんど近隣住人とのつきあいがないという人が多い事が原因でしょう。

退職・病気・離婚などをきっかけとして、人とコミュニケーションをとる機会がさらに減少し、頼れる家族や親しい友人もいないために、社会のなかで孤立化する初老男性の多さと、問題の深刻さが際立っています。

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